中小企業向け人事管理システムおすすめ8選!導入費用や選び方も解説
更新日 2026年05月29日

※本マップは各社の公開情報を元に作成しています。ロゴの掲載に問題がある場合や、削除・変更をご希望される場合は、お手数ですがお問い合わせページにてご連絡ください。
人事管理システム(HCM)とは、従業員の基本情報(氏名・住所・雇用形態など)や人事異動・評価・スキル情報を管理できるシステム。多くの企業で利用されていますが、中小規模の企業の人事管理システム選びは、大企業よりもシビアでになりがちです。
あまり予算を掛けられるわけではないし、通常業務と並行しながら選ぶので工数や時間も掛けられません。そのうえ検索して登場するシステムは幅広く、中小企業に絞った要件や予算感がいまいち見えてきにくいという懸念があります。
そこで本記事では、従業員数30~300人までの企業を中小企業と定義。このような企業が初めて人事管理システムを導入する想定で、おすすめのツールと選び方のポイント、費用シミュレーションをおこないます。規模に合ったシステム選びを実施したい方はぜひ、参照ください。
こんな方に向けた記事です
- 人事・総務を兼務していて手続き業務に追われている方
- 従業員が増えてきてExcelや紙での管理が限界になってきた方
- コストを抑えながらシステム化を進めたい中小企業の担当者の方
- 初めて人事管理システムを導入しようとしている方

人事管理システムには大きく3つのタイプがあります。中小企業には、このうち「労務管理型」がおすすめです。まずはタイプの違いを把握してから、製品選びに入りましょう。
人事管理システム(HCM)とは?導入タイミングやできることを解説
「労務管理型(〜300名向け)」が中小企業にフィットする理由
労務管理型とは、
入退社手続きや電子申請・マイナンバー管理・社会保険手続きなど、日常的な人事労務業務のデジタル化に特化したタイプです。
労務管理システムとして紹介される製品も多いのが特徴で、操作がシンプルで現場に定着しやすく、
月額1人あたり300〜500円から始められる安さが魅力になります。
中小企業では専任の人事担当者がいないケースが多く、「まず定型業務の工数を減らしたい」という課題が最優先になります。そのため、タレントマネジメントや人事評価などを主軸に置いているツールは、人材活用面で課題を感じている場合以外は初めての選択肢にはおすすめしません。組織が成長してから段階的に追加していくのが現実的な順序です。
人事管理システムはクラウド型とオンプレミス型に分けられますが、中小企業には基本的にクラウド型をおすすめします。理由は単純で、①初期費用を抑えられること②導入までにかかる工数が短いこと③法改正対応が自動化されることの3つが理由になります。
比較項目 | クラウド型 | オンプレミス型 |
|---|
初期費用 | 0〜30万円程度(無料プランも) | 100万円〜200万円以上 |
月額費用 | 300〜500円/名が主流 | 基本不要(保守費は別途) |
法改正・更新 | 自動アップデートで即対応 | 自社でバージョンアップが必要 |
IT担当者 | 不要(ベンダーが管理) | 社内管理が必要 |
テレワーク対応 | どこからでもアクセス可 | 社内ネットワークに依存 |
向いている企業 | 中小企業~大企業(要件次第)、初めての導入 | 独自制度が多い中堅〜大企業 |
編集者からのコメント
PRONIアイミツSaaSのアンケート調査では、現在利用する人事管理システムを乗り換えで利用していると回答したユーザーは28.3%と3割近くいます。
企業は人と同じく成長も老化もします。企業のフェーズごとに合うシステムは変わり、その際にどうしても乗り換えが発生するもの です。その際にクラウド型は合ったシステムに乗り換えしやすいという点からも中小企業におすすめしています。
出典:PRONIアイミツSaaS【比較表あり】人事管理システム(人事システム)おすすめ15選!タイプ別に解説
【比較一覧表】中小企業向けおすすめ人事管理システム8選
労務管理型の人事管理システムの中から、有料プランや主な機能を比べて中小企業におすすめのツールを一覧にしました。
製品名 | 無料トライアル | 料金 | できること |
|---|
SmartHR | ◎(無料プランあり) | 要お問い合わせ | 入退社・電子申請・年末調整 |
freee人事労務 | ◎ | 月400円/名〜 | 入退社・給与・勤怠連携 |
ジョブカン労務HR | ◎(無料プランあり) | 月400円/名〜 | 入退社・電子申請・ToDoリスト |
マネーフォワード クラウド人事管理 | ◎ | 要お問い合わせ | 入退社・組織管理・給与連携 |
オフィスステーション 労務 | ◎ | 月440円/名〜 | 電子申請・100種類以上の帳票 |
ジンジャー人事労務 | ◎ | 月500円/名~ | 入退社・ダッシュボード・組織管理 |
KING OF TIME 人事労務 | ◎ | 月300円/名〜 | 入退社・勤怠連携・電子申請 |
HRMOS労務給与 | ◎ | 要お問い合わせ | 入退社・給与計算・社会保険手続き |
より詳しくそれぞれのツールの特徴を知りたい方は以下の紹介をご一読ください。また、自社に合った人事管理システムを1から提案して欲しい、詳しい要件から絞って紹介して欲しい方は、以下の質問にご回答ください。

比較一覧表で紹介した中小企業におすすめの人事管理システムについて詳しく紹介します。
【少人数でも導入しやすい】中小企業向けおすすめ人事管理システム4選
SmartHR
株式会社SmartHR
出典:SmartHR https://smarthr.jp/
無料プランあり
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり
SmartHRは、株式会社SmartHRが提供するクラウド人事労務ソフトです。労務管理クラウド市場で高い国内シェアを誇り、入退社手続きや年末調整を「従業員が直接入力する仕組み」に変えることで、担当者の事務工数を大幅に削減できます。
・入社手続き・年末調整・社会保険の電子申請(e-Gov連携)がスムーズに完結
・従業員がスマートフォンから直接情報を入力できるセルフサービス機能が充実
・集まった人事データは自動でデータベース化され、常に最新の名簿を維持できる
・30名以下の小規模企業は無料プランで始められ、初めての導入に最適
主な機能
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
編集者からのコメント
PRONIアイミツSaaSのアンケート調査では、人事管理システムのシェア1位は「smartHR」でした。また利用される企業規模もかなり広範で、これは対応できる機能やオプションが広範なことが影響していそうです。人事労務管理以外にも勤怠管理や給与計算、採用管理などのオプションをケースに合わせて追加できる柔軟性が評価されているのでしょう。
出典:PRONIアイミツSaaS「人事管理システム(人事システム)のシェア・市場規模は?」
freee人事労務
freee株式会社
出典:freee人事労務 https://www.freee.co.jp/hr/