人事領域DX推進・SaaS導入ガイド | 人事DX最強ナビ

あなたの会社にぴったりの

勤怠管理システム

無料で選定します。

まずは診断アンケートからスタート!

polygon

Q.勤怠管理システムの導入は初めてですか?

勤怠管理システム

  1. 人事DX最強ナビ
  2. 勤怠管理システムの比較一覧
  3. 有給管理ができる勤怠管理システムおすすめ10選|機能・選び方も解説

有給管理ができる勤怠管理システムおすすめ10選|機能・選び方も解説

更新日 2026年10月06日
有給休暇をExcelや紙で管理していると、付与日数や残日数の計算、取得状況の確認、申請・承認などに手間がかかりやすくなります。有給管理に対応した勤怠管理システムを活用すれば、こうした情報を一元管理し、人事・労務担当者の負担軽減につなげることが可能です。
ただし、自動付与や半日・時間単位年休、年5日の取得状況を確認するアラート、年次有給休暇管理簿など、対応範囲は製品によって異なります。本記事では、有給管理ができるおすすめ勤怠管理システム10選を紹介するとともに、主な機能や選び方、導入メリット・注意点までわかりやすく解説します。

有給管理ができる勤怠管理システムおすすめ10選

有給管理ができる勤怠管理システム
有給管理に対応した勤怠管理システムを活用すると、有給休暇の付与や残日数の確認、申請・承認、取得状況の把握といった業務を効率化できます。ただし、対応できる付与ルールや半日・時間単位年休、アラート機能、年次有給休暇管理簿への対応範囲は製品ごとに異なります。
ここでは、有給の自動付与や残日数管理、半日・時間単位年休への対応、取得状況の確認・通知機能などを踏まえ、おすすめの勤怠管理システム10選を紹介します。

サービス名

有給管理の主な強み

こんな企業におすすめ

最適なサービスをプロが選定します!
勤怠管理システムの導入は初めてですか?
KING OF TIME

KING OF TIME

株式会社ヒューマンテクノロジーズ
出典:KING OF TIME http://www.kingtime.jp/
参考価格
月
300
円
/ユーザー
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり

有給の自動付与から残日数・取得義務までまとめて管理したい企業向け

強み
・入社日や基準日に応じた有給休暇の自動付与と残日数管理に対応
・全日・半日・時間単位の休暇取得や、企業独自の休暇制度も設定可能
・有給の失効前通知や年5日の取得義務に関する警告機能を搭載

KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供するクラウド型の勤怠管理システムです。勤怠管理に加えて、有給休暇や代休、振替休日、企業独自の休暇をまとめて管理できます。契約日数や勤務日数をもとに有給休暇を自動付与でき、従業員ごとの取得日数や残日数も確認可能です。

有給休暇は全日・半日・時間単位での取得に対応し、有効期限の設定や失効前のメール・プッシュ通知も行えます。また、年10日以上の有給休暇が付与された従業員について、年5日の取得状況を確認し、基準を満たしていない場合に警告を表示する機能も備えています。Excelなどで有給残日数や取得状況を個別に管理している場合に、付与から申請、残日数の確認までを一元化したい企業にとって有力な選択肢となります。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • 静脈認証打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理

株式会社DONUTS
出典:ジョブカン勤怠管理 https://jobcan.ne.jp/
参考価格
無料
他
無料プランあり
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり

有給の自動付与や取得状況の確認・督促を効率化したい企業向け

強み
・勤務日数や所定労働日数、使用期限に応じた有給休暇の自動計算
・自動付与に対応・有給の申請状況、取得日数、残日数を一覧で確認可能
・年5日の有給を取得していない従業員への自動メール通知に対応

ジョブカン勤怠管理は、出退勤管理やシフト管理、休暇・申請管理などをクラウド上で行える勤怠管理システムです。有給管理では、従業員ごとの申請状況や取得日数、残日数を一覧で確認できるほか、勤務日数や所定労働日数などに応じた有給日数の自動計算・自動付与に対応しています。

年5日の有給休暇を取得していない従業員への自動メール送信や、有給残日数を確認できるアラート機能も備えています。従業員からの有給申請・管理者による承認をシステム上で行えるほか、LINEから残日数を確認することも可能です。すでに別の勤怠管理システムを利用している場合は、有休管理機能のみを利用する選択肢もあります。有給の付与や残日数の集計、取得状況の確認に手間がかかっている企業や、有休管理機能のみを先に導入したい企業にも検討しやすいサービスです。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • 静脈認証打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
freee勤怠管理

freee勤怠管理

freee株式会社
出典:freee勤怠管理 https://www.freee.co.jp/attendance/?utm_source=google&utm_medium=organic
参考価格
月
300
円
/ユーザー
他
IT導入補助金対象

有給の申請・承認から取得状況の確認までオンラインで完結したい企業向け

強み
・スマートフォンから有給休暇を申請でき、管理者はPCで一括承認が可能
・従業員自身が有給の取得日数や残日数を確認でき、時間単位の取得にも対応
・有給の自動付与や取得状況の一覧確認、年5日取得に関するアラート通知に対応

freee勤怠管理は、freee株式会社が提供するクラウド型勤怠管理システムです。有給休暇の申請・承認をオンラインで行えるほか、従業員は自身の取得日数や残日数をいつでも確認できます。管理者側では従業員ごとの取得日数や取得率を一覧で把握でき、有給取得状況の管理を効率化できます。

所定労働日数や基準日、付与日数を設定することで、有給休暇を自動付与できる点も特徴です。半休・時間休暇・代休・振替休日や独自の休暇設定にも対応しているほか、休暇の失効や年5日の有給取得義務に関するアラート機能も備えています。Excelでの付与・残日数管理から切り替え、申請・承認から取得状況の確認までオンラインでまとめて効率化したい企業におすすめです。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • 静脈認証打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
マネーフォワード クラウド勤怠Plus

マネーフォワード クラウド勤怠Plus

株式会社マネーフォワード
出典:マネーフォワード クラウド勤怠Plus https://biz.moneyforward.com/attendance
参考価格
お問い合わせ
IT導入補助金対象

有給の自動付与から管理簿の作成までまとめて効率化したい企業向け

強み
・勤続年数や出勤率などをもとに有給休暇を自動付与
・有給の付与・取得状況や取得義務日数を管理簿で一覧確認
・有給休暇の申請・承認をワークフロー上で完結

マネーフォワード クラウド勤怠Plusは、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型勤怠管理システムです。打刻や勤怠集計に加え、有給休暇の付与・申請・取得状況の管理にも対応しています。就業規則で定めた勤続年数や出勤率などをもとに有給休暇を自動付与できるほか、入社月に応じた比例付与も可能です。

有給管理簿では、従業員ごとの付与・取得状況に加えて、取得義務のある日数や対象期間を一覧で確認できます。有給休暇の申請・承認もWeb上で行えるほか、代休や会社独自の休暇管理にも対応。紙やExcelによる有給管理を見直し、付与から申請・承認、取得状況の確認まで一元化したい企業は、有給管理簿まで扱える点も含めて検討するとよいでしょう。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
  • 自動連携できる給与計算システムあり
HRMOS勤怠

HRMOS勤怠

株式会社ビズリーチ
出典:HRMOS勤怠 https://hrmos.co/kintai/
参考価格
無料
他
無料プランあり
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり

有給の自動付与や未取得者の把握まで効率化したい企業向け

強み
・有給休暇の自動付与や時間単位での取得に対応
・有給休暇管理レポートで取得状況や年休取得義務日数などを確認可能
・有給未取得者を事前に検知するアラートや申請・承認ワークフローを搭載

HRMOS勤怠は、株式会社ビズリーチが提供するクラウド型勤怠管理システムです。打刻や勤怠集計に加え、有給休暇・代休・特別休暇などの管理に対応しています。有料プランでは有給休暇の自動付与が可能で、都度付与する手間や付与漏れを抑えられるほか、時間単位での有給取得にも対応しています。

有給休暇管理レポートでは、有給残数や年休取得義務日数などを自動集計でき、有給未取得者を事前に検知するアラートも利用できます。有給休暇の申請・承認はPCやスマートフォンから行えるため、付与から申請、取得状況の確認までシステム上で一元化できます。有給残数の調整や取得義務の管理に手間がかかっていて、未取得者を早めに把握したい企業に役立つサービスです。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • 静脈認証打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
タッチオンタイム

タッチオンタイム

株式会社デジジャパン
出典:タッチオンタイム https://www.kintaisystem.com/
参考価格
月
300
円
/ユーザー
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり

有給と会社独自の休暇をまとめて管理し、管理簿も出力したい企業向け

強み
・有給休暇の自動付与に対応し、付与タイミングや日数を設定可能
・全日・半日・時間単位の休暇や、会社独自の休暇を管理
・年次有給休暇管理簿の出力や失効前のメール通知に対応

タッチオンタイムは、株式会社デジジャパンが提供するクラウド型勤怠管理システムです。有給休暇をはじめ、代休や振替休日、会社独自の休暇をまとめて管理できます。有給休暇は自動付与に対応しており、付与するタイミングや日数を設定可能です。休暇の申請はシステム上で承認者へ送られ、承認後は休暇区分ごとに消化されます。

管理者は従業員ごとの有給付与日数・取得回数・取得率・失効数を確認でき、年5日の取得状況の管理にも活用できます。年次有給休暇管理簿は年度ごとにExcel形式で出力できるほか、有効期限が近づいた休暇を従業員へメールで知らせることも可能です。有給の付与から申請・承認、残日数や取得状況の確認、管理簿の作成まで一元化したい企業に適したサービスです。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • 静脈認証打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
CLOUZA

CLOUZA

アマノビジネスソリューションズ株式会社
出典:CLOUZA https://clouza.jp/
参考価格
月
200
円
/ユーザー
トライアルあり
IT導入補助金対象

有給の自動付与から取得義務の管理まで効率化したい企業向け

強み
・入社日基準・一斉付与の両方に対応し、有給休暇を自動付与
・有給の残日数・残時間数、翌年への繰り越しや時効消滅を自動計算
・年5日の有給未取得者の検索や通知、年次有給休暇管理簿のPDF出力に対応

CLOUZAは、アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供するクラウド型勤怠管理システムです。年次有給休暇管理オプションを利用すると、有給休暇の自動付与や残数管理が可能です。付与日は入社日基準と一斉付与の両方に対応し、残日数・残時間数の集計や翌年への繰り越し、時効による消滅も自動で処理できます。

有給を年5日取得していない従業員を検索でき、対象者へ現在の取得数や残数をメールで通知することも可能です。付与日や取得日、取得した日数・時間数などを記載した年次有給休暇管理簿はPDFで出力できます。申請承認ワークフローと組み合わせれば、有給申請時の残日数表示やWeb上での承認にも対応。有給の付与から残数管理、取得義務の確認までまとめて効率化したい企業のほか、繰り越しや時効消滅の計算を自動化したい企業にも合うでしょう。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
  • 自動連携できる給与計算システムあり
RecoRu

RecoRu

中央システム株式会社
出典:RecoRu https://www.recoru.in/
参考価格
月
100
円
/1人
他
トライアルあり

有給の付与から繰り越し・失効まで自動化したい企業向け

強み
・自社のルールに合わせた有給休暇の自動付与に対応し、繰り越し
・日・半日・時間単位で休暇を管理でき、時間休は1時間・30分・15分・1分単位から設定可能
・年次有給休暇管理簿や年5日の取得義務に対応し、アラートによる確認も可能

RecoRuは、中央システム株式会社が提供するクラウド型勤怠管理システムです。有給休暇は自社のルールに合わせて自動付与の方式を設定でき、繰り越しや失効も自動で処理されます。勤務表や申請・承認ワークフローと連動して残日数を管理できるほか、看護休暇・介護休暇や夏季休暇などの会社独自の休暇にも対応しています。

休暇は1日・半日だけでなく、1時間・30分・15分・1分単位の時間休として管理できる点も特徴です。年次有給休暇管理簿に対応しているほか、年5日の有給取得状況はアラート画面から確認でき、メール通知も設定できます。有給の付与や残数管理だけでなく、繰り越し・失効処理や取得義務の確認までまとめて効率化したい企業に適したサービスです。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
  • 自動連携できる給与計算システムあり
TeamSpirit勤怠

TeamSpirit勤怠

株式会社チームスピリット
出典:TeamSpirit勤怠 https://www.teamspirit.com/am/
参考価格
月
24,000
円~
他
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり

有給の取得状況を部署・全社単位で可視化したい企業向け

強み
・入社日基準や会社指定の付与日をもとに年次有給休暇を自動付与
・全社、部署単位で有給取得状況や消化率をレポートで確認可能
・年5日の取得義務の未達リスクを自動検知し、対象者へ通知

TeamSpiritは、株式会社チームスピリットが提供するクラウド型勤怠管理システムです。年次有給休暇は、入社日基準または会社が設定した付与日をもとに自動付与できます。有給休暇や代休、特別休暇などの申請にも対応し、申請内容や部署、ユーザーに応じて承認フローを設定可能です。

有給取得状況をレポートで一覧化し、全社・部署単位の有給消化率を管理部門やマネージャーが確認できる点も特徴です。年10日以上の有給が付与された従業員については、年5日の取得状況を定期的に確認し、取得義務を満たしていない場合に自動通知できます。有給の付与・申請だけでなく、組織全体の取得状況を可視化し、取得漏れを防ぎたい企業のニーズに応えられるサービスです。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
  • 自動連携できる給与計算システムあり
キンタイミライ

キンタイミライ

株式会社ネオレックス
出典:キンタイミライ https://kintaimirai.jp/
参考価格
月
240,000
円
他
上場企業導入実績あり

複雑な有給付与ルールや取得義務の管理に対応したい大規模企業向け

強み
・雇用形態や勤続年数、出勤率に応じて有給休暇の付与数を自動計算
・年5日の取得義務に関する管理者への通知や本人への警告を設定可能
・時間単位休暇や有給取得計画、企業独自の休暇制度にも対応

キンタイミライは、株式会社ネオレックスが提供する大規模法人向けのクラウド型勤怠管理システムです。休暇管理では、自社の就業規則に合わせて付与ルールをカスタマイズし、雇用形態や勤続年数、出勤率をもとに従業員ごとの有給付与数を自動計算できます。夏期休暇や冬期休暇、リフレッシュ休暇など、企業独自の休暇制度も個別に設定可能です。

年5日の有給取得義務については、管理者への通知や対象従業員本人への警告を設定でき、取得義務期間が重なる「ダブルトラック」にも対応しています。時間単位の有給休暇や、従業員ごとの年間取得計画の登録・管理も可能です。複数の雇用形態や独自の休暇ルールがあり、標準的な勤怠管理システムでは対応しにくい複雑な有給管理を行いたい企業は、まず候補に挙げたいサービスです。

主な機能
  • ICカード打刻
  • PC打刻・Web打刻
  • 静脈認証打刻
  • GPS打刻(位置情報記録)
最適なサービスをプロが選定します!
勤怠管理システムの導入は初めてですか?

勤怠管理システムの主な有給管理機能

勤怠管理システムの主な有給管理機能
勤怠管理システムには、出退勤の記録だけでなく、有給休暇の付与や残日数の確認、申請・承認などに対応した製品があります。紙やExcelで個別に管理していた情報をまとめることで、人事・労務担当者の確認や集計にかかる負担を減らしやすくなります。
なお、自動付与の条件やアラート通知、管理簿の出力など、搭載されている機能や設定できる範囲には差があります。導入前に、自社の有給管理ルールに対応しているか確認しておきましょう。

有給休暇の自動付与

勤怠管理システムの中には、あらかじめ設定した付与日や勤続年数、所定労働日数などをもとに、有給休暇の付与日数を算出できる製品があります。
従業員ごとの付与時期や日数を手作業で確認する負担を減らせるほか、付与漏れや計算ミスの防止にも役立ちます。ただし、自動計算後に管理者による確認や確定操作が必要な場合もあるため、付与方法は事前に確認が必要です。

有給残日数・取得履歴の管理

付与した有給休暇と取得実績を紐づけ、従業員ごとの残日数や取得履歴を管理できます。従業員自身が残日数や取得履歴を確認できるシステムもあります。
既存のExcelなどからシステムへ移行する際は、現在の有給残日数や過去の取得履歴を正確に登録することが重要です。CSVなどを利用して一括登録できる製品もあります。

有給申請・承認

有給休暇の申請から上司・管理者による承認まで、システム上で行える製品があります。紙の申請書やメールによるやり取りを減らし、申請状況や承認履歴を確認しやすくなる点が特徴です。
承認ルートを複数設定したり、申請内容を差し戻したりできる製品もあるため、自社の申請・承認フローに合うか確認しておく必要があります。

取得状況の確認・アラート通知

有給休暇の取得日数を集計し、従業員ごとの取得状況を一覧で確認できる製品があります。取得が進んでいない従業員を抽出したり、本人や管理者へアラートを通知したりできるシステムもあります。
年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者については、使用者が年5日の取得を確保する必要があります。対象者の取得状況を継続的に把握するためにも、一覧表示や通知機能の有無を確認しておくとよいでしょう。

年次有給休暇管理簿の作成・出力

勤怠管理システムの中には、従業員ごとの基準日や有給の取得日数、取得した時季などを記録し、年次有給休暇管理簿として管理・出力できる製品があります。
有給の付与・取得情報を勤怠データとあわせて管理できれば、Excelなどへ転記する作業を減らしやすくなります。管理簿の作成だけでなく、必要なタイミングで出力できるか、保存・確認しやすい形式になっているかも確認しておきましょう。

有給休暇の主な管理方法

有給休暇の主な管理方法
有給休暇は、Excelや無料のテンプレート、専用システム、勤怠管理システムなどを使って管理できます。どの方法を選ぶ場合でも、労働者ごとに有給休暇の基準日や取得日数、取得した時季など、必要な情報を正確に記録することが重要です。
従業員数や付与ルール、申請・承認の方法によって適した管理方法は異なります。それぞれの特徴を確認して、自社の運用に合う方法を選びましょう。

Excel・スプレッドシートで管理する

Excelやスプレッドシートを使い、従業員ごとの付与日、付与日数、取得日、残日数などを一覧で管理する方法です。労働局では、年次有給休暇管理簿のExcel様式も公開されています。
新たなシステムを導入せずに始められる一方、付与や取得のたびに情報を更新する必要があります。従業員数が増えたり、付与日や取得単位が複数になったりすると管理項目も増えるため、入力漏れや更新状況を確認できる運用体制が必要です。

無料のテンプレート・管理ツールを活用する

費用を抑えたい場合は、無料で公開されている年次有給休暇管理簿のテンプレートなどを活用する方法があります。厚生労働省や各労働局では、年次有給休暇管理簿の記載例やExcel様式が公開されています。
無料の管理ツールを利用する方法もありますが、利用できる人数や有給の自動付与、申請・承認、アラートなどの機能は、ツールによって制限の度合いが変わります。導入前に、自社で必要な管理機能を備えているか確認しておくことが大切です。

有給管理専用システムを導入する

有給管理専用システムは、有給休暇の付与や残日数、取得履歴など、休暇管理に必要な機能を中心に備えたシステムです。製品によっては、付与日数の計算や繰り越し・失効処理、申請・承認、取得状況の確認などにも対応しています。
出退勤管理は現在の仕組みを維持しながら、有給管理だけをシステム化したい場合に検討しやすい方法です。ただし、勤怠データをどのような形で連携できるかはシステムごとに仕様が違うため、既存の運用との相性を確認する必要があります。

勤怠管理システムで勤怠情報と一元管理する

勤怠管理システムの中には、出退勤の記録や労働時間の集計に加えて、有給休暇の付与・残日数管理、申請・承認、取得状況の確認に対応した製品があります。勤怠データと有給情報を同じシステムで扱えるため、複数の管理表へ情報を転記する作業を減らしやすい点が特徴です。
年次有給休暇管理簿は、必要なときに出力できる仕組みであればシステム上で管理することも認められています。 有給管理だけでなく、出退勤や休暇申請なども含めて管理方法を見直したい企業では、勤怠管理システムが選択肢になります。

有給管理に対応した勤怠管理システムを選ぶ際のポイント

有給管理に対応した勤怠管理システムを選ぶ際のポイント
有給管理に対応した勤怠管理システムを選ぶ際は、有給の付与や残日数を管理できるだけでなく、自社の休暇制度や申請フローに合っているかを確認することが重要です。
特に、付与ルールや取得単位、年5日の取得状況の確認方法は、実際の運用に直結します。導入後に設定変更や手作業が増えないよう、自社の有給管理方法を整理したうえで比較しましょう。

自社の有給付与ルールに対応しているか

まず確認したいのが、自社で運用している有給休暇の付与ルールに対応できるかです。付与日や付与日数、繰り越しなどをどこまで細かく設定できるかは、システムの設計によって差が出やすい部分です。
従業員ごとに基準日が異なる場合や、雇用形態によって付与日数が変わる場合は、現在の運用を再現できるか確認しましょう。自動付与に対応していても、計算後に管理者の確認が必要な製品もあるため、付与までの流れも比較することが大切です。

半日・時間単位の有給を扱えるか

半日や時間単位で有給休暇を運用している場合は、それぞれの取得単位に対応しているか確認します。年次有給休暇は原則1日単位ですが、半日単位は労働者が希望し使用者が同意した場合に取得でき、時間単位年休は労使協定を締結することで年5日まで利用できます。
時間単位年休を導入している企業では、1日分に相当する時間数や取得単位を自社のルールに合わせて設定できるかも重要です。休暇残数を日数だけでなく時間数まで正確に管理できるか確認しておきましょう。

年5日の取得状況を把握・通知できるか

年5日の取得義務に対応するため、対象者ごとの取得日数や残りの必要取得日数を把握できるか確認しましょう。従業員数が多い企業では、取得状況を一覧で確認できるだけでなく、取得が進んでいない対象者を自動で抽出できると管理負担を抑えやすくなります。
本人や管理者へのアラート通知の有無、通知するタイミングの設定なども、システムによって対応に幅があります。また、時間単位年休として取得した時間は年5日の取得義務の日数には算入できないため、システム上で適切に区別して集計できるかも確認が必要です。

申請・承認フローを自社に合わせられるか

有給休暇の申請・承認をシステム化する場合は、自社の承認ルートに対応できるかも確認しましょう。直属の上司のみが承認するケースだけでなく、複数の承認者を設定したい企業や、部署によって申請経路が異なる企業もあります。
申請内容の差し戻しや取り消し、代理申請など、実際の運用で必要になる操作も確認しておくと安心です。従業員と管理者の双方が無理なく利用できる仕組みかどうかも比較しておきましょう。

給与計算・人事労務システムと連携できるか

勤怠情報を給与計算や人事労務にも利用している場合は、既存システムとの連携方法も確認が必要です。連携に対応していれば、有給取得を含む勤怠データを別のシステムへ手入力する作業を減らせます。
ただし、API連携やCSV入出力など、どの方法に対応しているか、どこまでのデータを受け渡せるかはサービスごとに違いがあります。現在利用しているシステムとの連携可否だけでなく、どの情報まで受け渡せるのかを事前に確認しましょう。
最適なサービスをプロが選定します!
勤怠管理システムの導入は初めてですか?

勤怠管理システムで有給を管理するメリット

勤怠管理システムで有給を管理するメリット
勤怠管理システムで有給休暇を管理すると、付与や残日数の確認、申請・承認といった業務をシステム上に集約できます。Excelや紙で管理する場合と比べ、転記や集計などの手作業を減らしやすい点がメリットです。
また、従業員ごとの取得状況を確認できるため、年5日の取得状況を把握する際にも役立ちます。ただし、メリットを十分に得られるかは各製品の機能次第のため、導入前に自社に必要な機能がそろっているかを確認する必要があります。

有給の付与・残日数管理にかかる手作業を減らせる

有給休暇の付与日数や取得実績、残日数をシステム上で管理することで、Excelなどへ手入力して集計する作業を減らせます。
製品によっては、設定した付与ルールに基づく付与日数の計算や、取得実績を反映した残日数の更新にも対応しています。従業員数が多い企業ほど、個別に管理する手間の削減につながります。

従業員ごとの取得状況や取得義務を把握しやすくなる

勤怠管理システムでは、有給休暇の取得日数や残日数を従業員ごとに確認できます。一覧表示やレポート機能があれば、部署・従業員ごとの取得状況を比較し、取得が進んでいない対象者も把握しやすくなります。
さらに、年5日の取得義務に対応したアラート機能を備える製品であれば、必要な取得日数を満たしていない従業員を確認し、本人や管理者へ取得を促す運用にも活用できます。人事・労務担当者が一人ひとりの取得状況を個別に確認する負担を減らしやすい点もメリットです。

申請・承認のやり取りを効率化できる

有給休暇の申請・承認機能を備えたシステムなら、従業員からの申請と管理者による承認をオンライン上で行えます。
紙の申請書を回覧したり、メールで申請内容を確認したりする必要が減るほか、申請中・承認済みといった状況も確認しやすくなります。承認後の休暇情報が勤怠データへ反映される製品であれば、別途転記する作業も抑えられます。

年5日の取得漏れに気づきやすくなる

年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者について、使用者は基準日から1年以内に5日を取得させる必要があります。
勤怠管理システムの中には、取得日数を一覧で確認したり、取得が進んでいない従業員を抽出・通知したりできる製品があります。対象者を継続的に把握することで、取得状況の確認漏れを防ぐための運用に役立ちます。

勤怠情報と有給情報を一元管理できる

勤怠管理システムを利用すれば、出退勤や労働時間などの勤怠情報と、有給休暇の付与・取得状況を同じシステムで管理できます。
勤怠と有給を別々のファイルやツールで管理する必要がなくなり、取得した有給を勤怠実績へ反映したり、給与計算に必要な勤怠データを集計したりする際の照合・転記作業を減らせます。複数の管理表を行き来する必要がなくなるため、情報の確認漏れや更新のずれを防ぐうえでも有効です。

勤怠管理システムで有給を管理する際の注意点

勤怠管理システムで有給を管理する際の注意点
勤怠管理システムを導入しても、自社の有給付与ルールや既存データが正しく設定されていなければ、残日数や取得状況を正確に管理できません。導入前に現在の運用を整理し、システムへ反映する情報を確認しておくことが重要です。
また、年5日の取得義務や時間単位年休、年次有給休暇管理簿など、法令上求められる管理にも注意が必要です。システムの機能だけに頼らず、社内の運用方法もあわせて整えましょう。

自社の有給付与ルールを整理しておく

導入前に、有給休暇の基準日や付与日数、繰り越し、失効など、現在のルールを整理しておきましょう。雇用形態や所定労働日数によって付与日数が異なる場合は、それぞれの条件も確認が必要です。
年次有給休暇は、原則として雇入れから6ヵ月継続勤務し、その期間の全労働日の8割以上出勤した労働者に付与されます。所定労働日数が少ない労働者には、条件に応じた比例付与の仕組みもあります。 自社の運用をシステム上で正しく再現できるよう、設定条件を事前に整理することが大切です。

年5日の取得義務に対応できる運用を整える

年5日の取得義務に対応するには、システム上で取得状況を確認できるだけでなく、未取得者が出た場合の社内対応まで決めておく必要があります。
対象者を確認する担当者や確認する時期、取得が不足している従業員への連絡方法、上司への共有方法などをあらかじめ整理しましょう。アラート機能を利用する場合も、通知を受け取ったあと誰が対応するのかが決まっていなければ、取得促進につながらない可能性があります。システム導入とあわせて、確認・通知・フォローまでの運用フローを整えておくことが重要です。

半日・時間単位年休のルールを確認する

半日や時間単位で有給休暇を取得している場合は、自社の運用とシステムの設定が合っているか確認します。
半日単位の取得は、労働者が希望し使用者が同意した場合に認められます。一方、時間単位年休を導入するには労使協定が必要で、取得できるのは年5日の範囲内です。 また、時間単位で取得した年休は、年5日の取得義務には算入できません。 日数と時間数をどのように管理するかまで確認しておきましょう。

有給残日数・取得履歴を正確に移行する

Excelや既存システムから切り替える場合は、従業員ごとの付与日、取得日数、残日数などを正確に移行する必要があります。移行時の数値に誤りがあると、その後の残日数や取得状況にもずれが生じます。
特に、繰り越した有給や時間単位で取得した分がある場合は注意が必要です。移行前後のデータを照合し、残日数が一致しているか確認してから運用を開始しましょう。

年次有給休暇管理簿の作成・保存に対応する

使用者は、労働者ごとに年次有給休暇の「基準日」「取得日数」「取得した時季」を記録した年次有給休暇管理簿を作成する必要があります。保存期間は法令上5年間ですが、経過措置により当分の間は3年間とされています。
年次有給休暇管理簿は、必要なときに出力できる仕組みであればシステム上で管理することも可能です。導入する勤怠管理システムで必要な情報を記録・出力できるか確認し、保存方法や管理担当者も決めておきましょう。
最適なサービスをプロが選定します!
勤怠管理システムの導入は初めてですか?

有給管理に関するよくある質問

有給管理については、「Excelでも管理できるのか」「有給休暇管理簿は必要なのか」「年5日の取得義務にどう対応すればよいのか」など、実務上の疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、有給管理に関してよくある質問を取り上げ、制度や管理方法の基本をわかりやすく解説します。

有給休暇はExcelで管理できますか?

はい、Excelでも有給休暇を管理できます。従業員ごとの基準日や取得日、取得日数など必要な情報を記録し、適切に保存できれば、年次有給休暇管理簿として利用することも可能です。
ただし、従業員数が増えたり、付与日や取得単位が複数になったりすると、残日数の計算や更新作業が複雑になります。入力漏れや計算ミスを防ぐ運用が難しい場合は、自動付与や残日数管理に対応した勤怠管理システムの導入も検討するとよいでしょう。

無料で使える有給管理システムはありますか?

無料で利用できる勤怠管理システムや、有給管理に対応した無料プランはあります。ただし、利用できる従業員数や機能に上限が設けられている場合があり、有給の自動付与や申請・承認などが有料プランに限定されることもあります。
無料で導入する場合は、料金だけでなく、自社に必要な有給管理機能を利用できるか確認しましょう。

勤怠管理システムで有給申請はできますか?

有給休暇の申請・承認に対応した勤怠管理システムがあります。従業員がPCやスマートフォンから申請し、上司や管理者がシステム上で承認する仕組みが一般的です。
ただし、承認ルートの設定や差し戻し、代理申請など、どこまで対応できるかはサービスの仕様によって変わります。現在の申請フローを再現できるか確認することが重要です。

有給休暇管理簿を簡単に作る方法はありますか?

年次有給休暇管理簿は、Excelなどのテンプレートを利用する方法と、勤怠管理システムで作成・管理する方法があります。管理簿には、労働者ごとの基準日や取得日数、取得した時季などを記録する必要があります。
従業員数が少なく付与ルールがシンプルであればExcelでも管理できますが、従業員数が多い場合や基準日が分散している場合は更新作業が増えます。有給の付与・取得情報から管理簿を作成・出力できる勤怠管理システムを利用すると、転記や集計にかかる負担を減らしやすくなります。

有給休暇は会社と従業員のどちらが管理しますか?

年次有給休暇管理簿を作成・保存する義務を負うのは、労働者ではなく使用者です。使用者は、労働者ごとに基準日や取得日数、取得した時季を記録した管理簿を作成する必要があります。
従業員自身が残日数や取得履歴を確認することはできますが、法令上必要な管理を従業員本人だけに任せるのではなく、会社側で適切に把握・管理する必要があります。

まとめ|自社の有給管理に合った勤怠管理システムを選ぶ

有給管理に対応した勤怠管理システムを活用すれば、有給休暇の付与や残日数、申請・承認、取得状況などを一元管理できます。Excelや紙で個別に管理する場合と比べ、転記や集計にかかる手間を減らしやすく、年5日の取得義務に対応するための状況確認にも役立ちます。
ただし、有給の付与ルールや半日・時間単位年休への対応、アラート通知、年次有給休暇管理簿の作成・出力など、どこまでカバーできるかは各サービスの仕様次第です。自社の就業ルールや現在の管理方法を整理し、必要な機能に対応しているか確認することが重要です。
従業員数や付与ルール、申請・承認フロー、既存の給与・人事労務システムとの連携まで比較し、自社の運用に合った勤怠管理システムを選びましょう。
最適なサービスをプロが選定します!
勤怠管理システムの導入は初めてですか?
人事DX最強ナビ
著者
人事DX最強ナビ編集部
「人事DX最強ナビ」は、10万件以上のDX相談実績を誇る、国内最大級のB2Bマッチングプラットフォーム「PRONIアイミツSaaS」が運営する人事特化のDXメディアです。人事・労務の現場で役立つSaaSの比較・おすすめ情報などを、専門スタッフが厳選してお届けします。 運営に関するお問い合わせ、取材依頼などはお問い合わせページからお願いいたします。

条件を選んで勤怠管理システムを検索