パルスサーベイおすすめ12選|機能や料金、選び 方を比較
更新日 2026年10月29日
パルスサーベイとは、短いアンケートを定期的に実施し、従業員のモチベーションやコンディション、組織の状態を把握する調査手法です。離職につながる兆候の早期発見や職場環境の改善に活用されています。
パルスサーベイツールには、従業員の状態把握に特化した製品から、組織分析や人事管理に対応する製品まであり、機能や料金もさまざまです。
本記事では、おすすめのパルスサーベイツール12選を比較し、各製品の特徴や料金を紹介します。さらに、自社に合ったツールの選び方や費用相場、導入時の注意点も解説します。

パルスサーベイとは、従業員に対して短いアンケートを定期的に実施し、モチベーションやコンディション、組織の状態を継続的に把握する調査手法です。週1回や月1回などの短い間隔で、数問程度のアンケートを繰り返す点が特徴です。
専用ツールを利用すれば、アンケートの配信から集計・分析まで効率的に進められます。
パルスサーベイツールの多くは、アンケートの配信・集計機能に加え、従業員や組織の状態を分析し、改善につなげるための機能が搭載されています。
主な機能と活用場面は以下のとおりです。
主な機能 | 活用場面 |
|---|
アンケートの作成・定期配信 | 従業員のモチベーションや満足度を定期的に確認する |
回答データの自動集計・可視化 | 部署やチームごとの状態、スコアの推移を把握する |
コンディションの変化・離職リスクの検知 | 不調や意欲低下の兆候を捉え、早期フォローにつなげる |
フリーコメントの収集・分析 | 数値だけでは把握しにくい従業員の意見や課題を確認する |
レポート・改善支援 | 管理職への結果共有や改善施策の検討に活用する |
例えば、新入社員のオンボーディング(入社後の職場定着支援)では、定期的なアンケートを通じて不安や困りごとを把握できます。また、職場環境の改善後に同じ質問を繰り返すことで、施策による変化を確認することも可能です。
ただし、搭載機能や分析できる範囲は製品によって異なるため、自社の目的に合った機能を確認しましょう。
エンゲージメントサーベイ・ストレスチェ ックとの違い
パルスサーベイ、エンゲージメントサーベイ、ストレスチェックは、調査の目的や実施頻度、確認する項目が異なります。パルスサーベイは従業員の状態変化を継続的に把握する調査方法です。
一方、エンゲージメントサーベイは仕事への意欲や組織との関係性を測定し、ストレスチェックは従業員のストレス状態を確認してメンタルヘルス不調を予防することを目的としています。
それぞれの主な違いは以下のとおりです。
種類 | 主な目的 | 実施頻度の目安 | 特徴 |
|---|
パルスサーベイ | 従業員の状態変化や課題の早期把握 | 週1回〜月1回程度 | 少数の質問を繰り返し、短期的な変化を捉える |
エンゲージメントサーベイ | 仕事への意欲や組織との関係性の把握 | 半年〜年1回程度が一般的 | 組織への貢献意欲や仕事への熱意などを分析する |
ストレスチェック | ストレス状態の把握とメンタルヘルス不調の予防 | 年1回以上(法定の実施頻度)※1 | 法令に基づき、心理的な負担の程度を確認する |
なお、パルスサーベイは調査方法を指すため、エンゲージメントサーベイをパルス形式で実施することもあります。
従業員の変化を早期に把握したい場合はパルスサーベイ、組織への貢献意欲などを詳しく分析したい場合はエンゲージメントサーベイが適しています。また、パルスサーベイは法定のストレスチェックの代わりにはならないため、それぞれの目的に応じて活用しましょう。
※1 ストレスチェックは、2028年4月1日から労働者数50人未満の事業場にも実施が義務付けられます。
参考:厚生労働省「
ストレスチェック制度・メンタルヘルス対策」

パルスサーベイツールは、主な機能や活用目的によって「パルスサーベイ特化型」「サーベイ包括型」「人事管理一体型」の3つに分類できます。
ここからは、それぞれの特徴や適している企業について解説します。
パルスサーベイ特化型は、従業員のモチベーションやコンディションの変化を継続的に把握したい企業に適したタイプです。短いアンケートを定期的に配信し、回答結果の集計やスコアの推移を確認できる機能を中心に備えています。
製品によっては、従業員の不調や離職につながる兆候を検知し、管理者に通知する機能も利用可能。比較的少ない質問数で調査を続けやすく、離職防止や従業員の早期フォローを主な目的とする企業に向いています。
サーベイ包括型|組織診断やエンゲージメント分析にも対応
サーベイ包括型は、従業員の状態把握に加え、組織全体の課題分析やエンゲージメント向上にも取り組みたい企業に適しています。パルスサーベイと詳細な組織診断を組み合わせ、部署ごとの課題や従業員の意識の変化を多角的に分析できる点が特徴です。
製品によっては、分析結果に基づく改善施策の提案や、専門担当者による運用支援も受けられます。従業員個人の変化だけでなく、部署間の課題の違いや組織全体の傾向を把握し、中長期的な改善につなげたい企業に向いているタイプです。
人事管理一体型|人材データと組み合わせて分析・活用
人事管理一体型は、パルスサーベイの結果を従業員の人事情報と組み合わせ、組織分析や人材マネジメントに活用したい企業に適しています。従業員の所属部署や役職、評価履歴などを管理する人事システムに、サーベイ機能が組み込まれているタイプです。
製品によっては、従業員の属性別に回答結果を分析し、組織課題の把握や人材配置の検討に役立てられます。既存の人事情報を活用し、サーベイと人材管理を一元的に運用したい企業に向いています。

パルスサーベイツールには、従業員のコンディション把握に特化した製品から、組織診断やエンゲージメント分析まで対応する製品まであります。
ここでは、短いアンケートを定期的に実施し、従業員や組織の状態変化を把握できる機能を備えた12サービスを紹介します。各製品のタイプや特徴、適している企業を比較表で確認しましょう。
サービス名 | タイプ | 主な特徴 | こんな企業におすすめ |
|---|
Geppo | 特化型 | 月3問の個人サーベイと組織サーベイに対応 | 従業員の負担を抑え、離職の兆候を早期に把握したい企業 |
ミキワメAI ウェルビーイングサーベイ | 特化型 | 従業員の心理状態を可視化し、AIによるケア方法を提案 | 不調や離職リスクを早期に把握し、個別フォローを強化したい企業 |
HRBrain パルスサーベイ wellday | 特化型 | 従業員ごとに設問を最適化し、コンディションや課題を可視化 | 個人・組織の状態を把握し、改善施策につなげたい企業 |
パルスアイ | 特化型 | AIによる退職リスク判定や組織分析、1on1支援に対応 | 離職防止から組織改善、人材管理まで幅広く取り組みたい企業 |
Wevox | 包括型 | エンゲージメントの定期測定と多角的な組織分析に対応 | 組織状態の変化を把握し、現場主体で改善を進めたい企業 |
HR OnBoard | 特化型 | 入社後のコンディションや離職リスクを可視化 | 新入社員の早期離職を防ぎ、定着支援を強化したい企業 |
モチベーションクラウド | 包括型 | 組織診断とパルスサーベイ、コンサルタントによる改善支援 | 組織課題を分析し、中長期的な組織改善に取り組みたい企業 |
ラフールサーベイ | 包括型 | ショートサーベイと詳細な組織診断で心身の状態や組織課題を分析 | メンタルヘルス対策と組織改善をあわせて進めたい企業 |
ourly サーベイ | 包括型 | 月次のパルスサーベイと組織診断を組み合わせて分析 | 離職要因を把握し、具体的な改善施策につなげたい企業 |
LLax forest | 包括型 | エンゲージメントサーベイやストレスチェック、パルスサーベイに対応 | 従業員の健康管理とエンゲージメント向上をあわせて進めたい企業 |
ミイダス組織サーベイ | 包括型 | 月次・隔月の調査で従業員やチームの状態を把握 | 定期的に組織課題を把握し、改善に取り組みたい企業 |
タレントパレット | 人事管理一体型 | パルスサーベイとAIによる自由記述分析に対応 | サーベイ結果を人材データと組み合わせて活用したい企業 |
※タイプは各製品の主な特徴に基づく編集上の分類です。複数のタイプに該当する機能を備える製品もあります。また、すべての機能が同一プランに含まれるとは限りません。
株式会社リクルート
出典:Geppo https://www.geppo.jp/
Geppoは、株式会社リクルートが提供するパルスサーベイ・組織診断ツールです。仕事満足度・人間関係・健康に関する毎月3問のパルスサーベイで、従業員のコンディションを継続的に把握できます。
回答結果は自動集計され、アラート機能によって不調の兆候を早期に発見できる点が特徴です。さらに、組織サーベイを組み合わせれば、部署別の課題やエンゲージメントも分析可能。専任担当者による分析・改善支援もあり、離職防止から組織改善まで活用できます。
従業員の回答負担を抑えながら、離職の兆候を早期に把握し、組織改善につなげたい企業におすすめです。
主な機能
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- パルスサーベイ(従業員満足度調査)
株式会社リーディングマーク
出典:ミキワメAI ウェルビーイングサーベイ https://mikiwame.com/well-being.html
ミキワメAI ウェルビーイングサーベイは、株式会社リーディングマークが提供する従業員サーベイツールです。月1回、約3分のパルスサーベイと性格検査を組み合わせ、従業員一人ひとりの心理状態や離職・休職リスクを把握できます。
AIが性格特性や不調の原因に応じたケア方法、対話の進め方を提案する点が特徴です。個人・組織別の分析やアラート機能に加え、専任担当者による改善支援もあり、従業員の早期フォローや管理職のマネジメントに活用できます。
従業員の不調や離職リスクを早期に発見し、一人ひとりに合ったフォローを強化したい企業に適しています。
主な機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
株式会社HRBrain
出典:HRBrain パルスサーベイ wellday https://www.hrbrain.jp/pulse-survey
HRBrain パルスサーベイ welldayは、株式会社HRBrainが提供する従業員のコンディション把握に特化したツールです。従業員ごとに質問内容や設問数を自動調整する仕組みを備え、回答負担を抑えながら定期的な調査を実施できます。
従業員・組織別のダッシュボードで状態や推移を可視化できるほか、従業員が抱える課題の自動抽出にも対応。改善に向けた推奨アクションも提示されるため、調査結果を具体的なフォローや組織改善につなげられます。
従業員の状態を継続的に把握し、分析結果を具体的な改善施策に活用したい企業に向いています。
株式会社ジャンプスタートパートナーズ
出典:パルスアイ https://pulse-ai.jp/
パルスアイは、株式会社ジャンプスタートパートナーズが提供するパルスサーベイツールです。月1回のWebアンケートで従業員の状態を把握し、AIが退職リスクを4段階で判定する点が特徴です。
部署別の組織分析に加え、AIによる改善策の提案や1on1支援にも対応。さらに、人材 データベースや目標・評価管理などの機能も備えています。
離職リスクの早期発見から組織改善、人材管理まで幅広く取り組みたい企業におすすめです。
株式会社アトラエ
出典:Wevox https://get.wevox.io/
Wevoxは、株式会社アトラエが提供するエンゲージメントサーベイツールです。約3分で回答できるアンケートを定期配信し、従業員のエンゲージメントや組織の状態を可視化します。
部署・属性別の分析やスコアの推移確認に加え、独自の質問項目の設定にも対応。自動配信・リマインド機能で運用負担を抑えられるほか、学習コンテンツや改善支援も用意されています。
組織状態の変化を継続的に把握し、現場主体の改善活動を進めたい企業に適しています。
主な機能
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
エン株式会社
出典:HR OnBoard https://corp.en-japan.com/
HR OnBoardは、エン株式会社が提供する従業員の定着・離職防止を支援するツールです。入社後の段階に応じたパルスサーベイを自動配信し、従業員のコンディションを「晴れ・くもり・雨」で可視化します。
AIによる自由記述の分析やフォロー方法の提案にも対応し、離職につながる兆候を早期に把握できる点が特徴です。
入社2年目以降の継続的な状態把握も可能。新入社員の早期離職を防ぎ、入社後のフォロー体制を強化したい企業に向いています。
主な機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
株式会社リンクアンドモチベーション
出典:モチベーションクラウド https://www.lmi.ne.jp/
モチベーションクラウドは、株式会社リンクアンドモチベーションが提供する組織改善支援ツールです。組織診断で従業員の期待度と満足度を分析し、優先的に取り組むべき課題を可視化できる点が特徴です。
週次・月次のパルスサーベイでは、改善施策の進捗や効果を継続的に確認できます。部署・階層別の分析や他社比較に加え、専門コンサルタントによる改善支援も利用可能です。
組織課題を詳しく分析し、中長期的な組織改善を進めたい企業におすすめです。
主な機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
株式会社ラフール
出典:ラフールサーベイ https://www.lafool.co.jp/
ラフールサーベイは、株式会社ラフールが提供する組織改善ツールです。月1回程度の実施を推奨する19問のショートサーベイで、従業員のメンタル・フィジカル・エンゲージメントの変化を把握できます。
詳細な組織診断がで きるディープサーベイも備え、職場環境や人間関係などの課題を多角的に分析できます。スコアの推移確認や独自設問の追加にも対応しています。
従業員の心身の状態把握と組織改善をあわせて進めたい企業に適しています。
主な機能
- 組織サーベイ
- パルスサーベイ
- 調査項目のカスタマイズ
- サーベイ結果の分析レポート
株式会社ビットエー ourlyカンパニー
出典:ourly サーベイ https://service.ourly.jp/ourly-survey1
ourly サーベイは、株式会社ビットエー ourlyカンパニーが提供する離職改善に特化した組織サーベイツールです。
毎月8問のパルスサーベイで従業員のコンディションや業務負荷を把握し、組織診断では継続勤務の意向などから組織の定着力を可視化します。
個人・部門別のスコア推移を確認できるほか、改善すべき項目の優先順位も提示。専門コンサルタントによる施策提案や効果検証の支援もあり、離職要因の分析から具体的な改善につなげたい企業に向いています。
主な機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
ミイダス株式会社
出典:ミイダス組織サーベイ https://corp.miidas.jp/landing/survey
ミイダス組織サーベイは、ミイダス株式会社が提供する組織状態の可視化・分析ツールです。毎月または隔月の短いアンケートをパルスサーベイ形式で実施し、従業員やチームのコンディションを継続的に把握できます。
「やりがい」「健康」「人間関係」など6つのカテゴリから調査項目を選べる点が特徴です。
回答結果は自動でレポート化され、状態の変化や離職の兆候を確認可能。コンピテンシー診断(特性診断)と組み合わせた分析にも対応しており、組織課題を定期的に把握し、改善につなげたい企業に適しています。
SOMPOヘルスサポート株式会社
出典:LLax forest https://www.sompo-hs.co.jp/llax_forest/
LLax forestは、SOMPOヘルスサポート株式会社が提供するエンゲージメントサーベイ・組織診断ツールです。メンタルヘルス・フィジカルヘルス・エンゲージメントの3領域を調査できるほか、パルスサーベイ機能によって従業員の状態変化を継続的に把握できます。
部署や属性別の結果を可視化できるほか、個人の回答結果に応じてセルフケアに役立つ動画やコラムを自動表示する点が特徴です。
従業員の健康状態の把握とエンゲージメント向上 をあわせて進めたい企業に向いています。
主な機能
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
出典:タレントパレット https://www.talent-palette.com/
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり
タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステムです。短いアンケートを定期的に配信するパルスサーベイ機能を備え、従業員のモチベーションやコンディションの変化を継続的に把握できます。
回答結果はダッシュボードで可視化でき、部署ごとの状態やスコアの推移を分析可能。AIによる自由記述のテキスト分析にも対応し、数値だけでは把握しにくい従業員の本音や離職の兆候を捉えられます。
パルスサーベイによる状態把握に加え、人材データを活用した組織分析や人事施策の検討を進めたい企業におすすめです。
主な機能
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応

パルスサーベイツールを選ぶ際は、自社の導入目的に合った機能だけでなく、分析のしやすさや継続的な運用のしやすさも比較しましょう。
ここからは、特に確認したい5つのポイントを解説します。
パルスサーベイツールは、導入目的を明確にし、課題の解決に必要な機能を優先して比較しましょう。例えば、離職防止を重視する場合は、調査結果からフォローが必要な従業員を把握できるかが判断基準になります。
また、同じタイプの製品でも、質問項目の変更可否や分析対象、利用できる機能は異なります。自社で必要な調査や分析を実施できるか、デモや資料で確認しましょう。
パルスサーベイツールは、分析結果を確認できるだけでなく、自社の体制で改善施策まで進められるかを比較しましょう。例えば、人事部門で課題を分析する場合は、部署別の集計やスコアの推移確認が役立ちます。
一方、管理職による従業員のフォローを重視する場合は、アラート通知や1on1支援機能が候補になります。また、分析や施策立案を社内で担うことが難しい場合は、専門担当者による改善提案や運用支援の有無も確認しましょう。
定期的な調査を続けるためには、従業員の回答負担と管理者の運用負担を 抑えられる製品が適しています。従業員側では、スマートフォンへの対応や回答にかかる時間、質問数を確認しましょう。
管理者側では、アンケートの自動配信やリマインド、集計・レポート作成機能があると運用しやすくなります。無料トライアルなどを活用し、実際の操作性や日常業務への負担を確かめることも有効です。
費用と必要な機能・サポートのバランスが取れているか
パルスサーベイツールの料金を比較する際は、自社の利用人数と必要な機能を条件に、実際にかかる総額を確認しましょう。特に、最低利用人数や契約期間、分析機能のオプション料金、サポート費用の有無は製品によって異なります。
複数製品から見積もりを取得する場合は、同じ利用人数・機能・契約期間で条件をそろえると、費用とサービス内容の違いを判断しやすくなります。
パルスサーベイツールを選ぶ際は、回答者のプライバシーを保護できる仕組みや、回答データの管理方法を確認しましょう。匿名で調査する場合は、少人数の部署や属性別に集計した際に個人が特定されないよう、集計結果の表示人数を制限できるかがポイントです。
また、個人を特定してフォローする場合は、回答内容の閲覧権限や利用目的を明確にする必要があります。自社の運用方針に合った権限設定やセキュリティ機能が備わっているか比較してください。

パルスサーベイツールの費用は、利用人数や搭載機能、サポート内容によって異なります。 ここからは、初期費用と月額料金の目安、料金体系、無料利用時の確認事項を解説します。
パルスサーベイツールの月額料金は、従業員1人あたり数百円程度から利用できる製品がある一方、組織分析や改善支援を含む製品では月額数万円以上になる場合もあります。
初期費用が無料の製品もありますが、利用人数や必要な機能によって料金が異なり、個別見積もりが必要なケースもあります。導入時は初期費用と月額料金に加え、必要な機能やサポートを含めた総額を比較しましょう。
パルスサーベイツールの料金体系は、主に「従量課金型」と「月額固定型」に分けられます。従量課金型は利用人数に応じて料金が決まり、従業員数の増減に合わせて費用が変動する仕組みです。
一方、月額固定型は一定の料金で利用でき、予算を管理しやすい特徴があります。ただし、最低利用料金や人数上限が設定されている製品もあるため注意が必要です。現在の人数だけでなく、将来的な利用規模も踏まえて比較しましょう。
無料プランや無料トライアルを利用する際は、利用できる機能と期間、有料プランへの移行条件を確認しましょう。
無料プランでは、分析機能や利用人数に制限が設けられている場合があります。一方、無料トライアルは一定期間、有料機能を試せる形式が一般的です。
パルスサーベイは、従業員の状態変化を早期に把握できる一方、継続的な調査による負担や運用上の課題もあります。導入効果を高めるためには、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。
ここでは、それぞれの特徴を解説します。
メリットは従業員の変化を早期に把握し組織改善につなげられること
パルスサーベイの最大のメリットは、従業員や組織の状態変化を早期に把握できることです。短い間隔で調査を繰り返すため、モチベーションの低下や職場への不満などを捉えやすくなります。
また、回答結果を継続的に分析することで、改善施策の実施前後の変化も確認可能です。従業員の小さな変化を見逃さず、離職防止や職場環境の改善に向けた対応を検討しやすくなります。
パルスサーベイは定期的に調査を実施するため、従業員の回答負担や管理者の運用負担が生じます。実施頻度が高すぎると回答が形式的になり、十分な情報を得られなくなる場合もあります。
また、調査結果を収集するだけでは組織改善につながらないため、結果を確認し、必要なフォローや改善施策を実施する体制を整えることが大切です。
パルスサーベイの導入にあたっては、従業員の匿名性や回答率、調査結果の取り扱いなど、運用面で疑問が生じることもあります。
ここでは、導入前に確認しておきたい5つの質問に回答します。
少人数の企業でも匿名調査は可能ですが、回答者が推測されないよう配慮が必要です。一定人数未満の集計結果を非表示にできるか、部署や属性別の絞り込みで個人を特定できないかを確認しましょう。なお、匿名集計に対応する範囲は製品によって異なります。
調査の目的や結果の利用方法を事前に説明し、回答によって不利益を受けない運用ルールを整えましょう。また、集まった意見をもとに実施した改善施策や対応状況を従業員に共有することも大切です。回答が実際の職場改善につながると伝われば、継続的な協力を得やすくなります。
パルスサーベイの回答率が低い場合はどうすればよい?
まずは質問数や回答時間、配信頻度を見直しましょう。スマー トフォン対応やリマインド機能の活用も有効です。また、調査目的や結果の活用状況を従業員に共有することで、回答する意義を理解してもらいやすくなります。
人事評価への利用は慎重に判断する必要があります。パルスサーベイは従業員の状態把握や組織改善を目的とするため、回答内容を直接評価に反映すると、本音を得にくくなるおそれがあります。利用目的を明確にし、適切に管理しましょう。
導入効果は数回の調査結果だけで判断せず、継続的な推移を確認しましょう。月1回の調査であれば、3〜6ヵ月程度を一つの目安として、回答率やスコアの変化、改善施策の実施状況を振り返る方法があります。ただし、離職率などの指標は、より長期的な評価が必要です。
まとめ|目的や必要な機能を比較して 自社に合ったパルスサーベイを選ぶ
パルスサーベイは、従業員の状態を継続的に把握し、離職防止や組織改善につなげるための調査手法です。ツールを選ぶ際は、自社の導入目的を明確にし、分析機能や運用のしやすさ、料金、サポート内容を比較することが大切です。
本記事で紹介したサービスの特徴や選び方を参考に、自社の課題に合ったパルスサーベイツールを検討しましょう。
「人事DX最強ナビ」は、10万件以上のDX相談実績を誇る、国内最大級のB2Bマッチングプラットフォーム「PRONIアイミツSaaS」が運営する人事特化のDXメディアです。人事・労務の現場で役立つSaaSの比較・おすすめ情報などを、専門スタッフが厳選してお届けします。
運営に関するお問い合わせ、取材依頼などはお問い合わせページからお願いいたします。
条件を選んでモチベーション管理システムを検索