労務管理システムの初期費用・月額料金はいくら?相場・安く抑えるポイントを解説
更新日 2026年05月22日
労務管理システムの費用は、企業規模や搭載している機能で大きく変わります。相場を知ってから検討を始めれば、余分なコストを避けられます。本記事では、相場から、費用に差が出る要因、コストを抑えるポイントなどを詳しく解説します。
労務管理システム のFAQ
Q. 労務管理システムの初期費用の相場は?
A. 5万〜20万円が相場の中心です。
Q. 労務管理システムの月額料金の相場は?
A. 1人あたり300〜500円が相場です。
Q. 労務管理システムのコストを左右する要因は?
A. 従業員数(アカウント数)・プランのグレード・オプション機能・月払いか年払いかの4点が要因です。
Q. 労務管理システムのコストを安く抑える方法は?
A. 数年先の従業員数を見越したアカウント設定と、必要機能に絞ったプラン選定が、コスト削減に直結します。
労務管理システムは初期費用と月額料金がかかり、月額料金のモデルはユーザー課金制・定額制・基本料+オプション制の3種類が主流です。PRONIアイミツSaaS(当社)が実施したアンケートでは、初期費用・月額料金の中心的な相場は以下の通りとなりました。
費用項目 | 相場 |
|---|
初期費用 | 5万〜20万円 |
月額ユーザー課金制 | 月300〜500円/人 |
定額制(年額) | 年50万~100万円 |
基本料+オプション | 月3万〜5万円 |
詳しいアンケート結果は「
労務管理システムの費用相場を解説!安く使える有名ツールも紹介」で解説しています。あわせてご覧ください。
労務管理システムの費用相場を解説!安く使える有名ツールも紹介|PRONIアイミツ SaaS
【ケース別】労務管理システムの費用シミュレーション
労務管理システムにかかる費用は、企業規模や直面している課題によって変わります。ここでは2つのケースを想定し、それぞれの費用目安と対応できる機能を整理しました。
ケース①30名以下の小規模企業で、紙・Excelでの管理が限界
従業員30名以下で、雇用契約書の作成や入退社手続きをすべて紙・Excelで管理しているケースです。書類の保管場所の確保が難しい、担当者しか手順を把握しておらず業務が属人化している、といった課題が生じやすい状況です。入退社手続きと電子申請の電子化といった、基本的な労務業務をシステム化するなら、シンプルなサービスが向いています。
費用項目 | 費用目安 |
|---|
初期費用 | 無料〜10万円 |
月額料金 | 12,000~20,000円 |
できること・機能 | 入退社手続き・電子申請など |
※上記はあくまで目安です。実際の費用はサービスや契約内容によって異なります。
ケース②50〜100名規模で、年末調整・入社手続きの対応工数を減らしたい
本ケー スは、従業員50〜100名規模で、年末調整や入社手続きのたびに人事担当者が数日分の工数を消費している状況です。給与計算・勤怠管理との連携も視野に入れると費用は上がりますが、業務全体の自動化が進みます。
費用項目 | 費用目安 |
|---|
初期費用 | 無料〜10万円 |
月額料金 | 2万~8万円 |
できること・機能 | 労務手続き一式・給与計算連携・勤怠管理 |
※上記はあくまで目安です。実際の費用はサービスや契約内容によって異なります。
労務管理システムの費用が変動する理由は、以下の4つの要因が複合的に影響しているためです。サービスを比較する際は、以下の要因を軸に確認しましょう。
要因 | 理由 |
|---|
従量課金 | 登録する従業員数に応じて月額が変動するため、人数が増えるほどコストが上がる |
プランのグレード | 上位プランほど使える機能・連携先が広がり、月額が高くなる |
オプション | 電子署名・ストレージ拡張などの機能を追加するたびに費用が積み上がる |
契約期間 | 月払いと年払いを用意しているサービスでは、年払いの方が割安に設定されている |
労務管理システムの費用を安く抑えるためには、導入前の計画とサービス選定が肝心です。以下の4点を押さえておきましょう。
ポイント | 概要 |
|---|
アカウント数の設定 | 数年先の従業員数を見越して設定する必要がある |
利用する機能の厳選 | オーバースペックな製品を避けるため、事前に要件を絞る |
無料トライアルの活用 | 本番導入前に使用感を確認して自社に適し たサービスを選定し、乗り換えコストを防ぐ |
年払い契約の検討 | 月払いより割安なサービスが多い |
特に費用に直結しやすい2点を詳しく解説します。
労務管理システムの月額料金は従量課金制のことが多く、従業員が増えると月額料金も増えていきます。現在の従業員数ピッタリのアカウント数で契約すると、増員のたびに月額料金が一気に跳ね上がる失敗パターンに陥ります。
導入時点で数年後の組織規 模を見込み、余裕を持ったアカウント数を設定することで、急な料金増加を防げます。
労務管理システムは、サービスによって解決できる課題が異なります。多機能なシステムほど月額料金は高い傾向があるため、自社の目的に合ったプランを選ぶことが重要です。
「給与計算まで一括管理したい」のか「まず入退社手続きの電子化だけ実現したい」のか「紙・Excel管理を脱してクラウド化したい」のか、自社の課題を先に整理することが大切です。必要機能を洗い出してからサービスを比較すれば、余分な機能・オプションで費用が積み上がるのを防ぎ、コストを最小限に抑えられます。
【比較表】有名な労務管理システムの初期費用・月額料金
労務管理システムの主要サービスにおける初期費用・月額料金を、以下に一覧でまとめました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 |
|---|
freee人事労務 | 要問合せ | 400円~/人 |
マネーフォワード クラウド労務 | 要問合せ | 要問合せ |
SmartHR | 無料 | 要問合せ |
ジョブカン労務HR | 無料 | 400円/人 |
オフィスステーション労務 | 11万円 | 440円(税込み)/人 |
ここからは、費用と機能のバランスに優れ た5サービスを厳選して紹介します。
freee人事労務
freee株式会社
出典:freee人事労務 https://www.freee.co.jp/hr/
トライアルあり
IT導入補助金対象
上場企業導入実績あり
向いている企業規模・用途:従業員300名以下で、会計・給与・労務をfreeeシリーズでまとめて管理したい中小企業
freee人事労務は、給与計算・社会保険手続きを核に、勤怠管理との連携ま で対応した労務管理システムです。会計ソフトとのシームレスな連携により、給与振込から仕訳まで画面を切り替えずに完結します。チャット形式の入力フォームで従業員が直接情報を入力できるため、担当者が回収に追われる工数も大幅に削減されます。
主な機能
- 電話サポートあり
- 導入支援・運用支援あり
- 導入支援・運用支援あり
- 残業手当の自動計算機能